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2018/03/27

パーク24、道路上に国内二カ所目のカーシェアリングステーションを設置

matsuguma
カーアンドレジャーニュース

 国土交通省が実施している「道路空間を利用したカーシェアリング社会実験」に参加しているパーク24(東京都千代田区、西川光一社長)は3月13日、国内2カ所目となる道路上のカーシェアリングステーションをJR新橋駅から徒歩3分の国道15号線上にオープンした。

 同実験は、地下鉄駅に近接した道路上にカーシェアリングステーションを設置し、公共交通機関とカーシェアリングの連携強化による、公共交通の利用促進の可能性を検証するもの。

 道路上のカーシェアリングステーションの一カ所目は、2016年の12月に地下鉄大手町駅に近接した国道1号線上に設置(写真右)。地下鉄からの乗り換え等、有用性が確認されたことから、第2弾として立地特性の異なる新橋にステーションを設置し、さらなる検証を行なう。

 国土交通省東京国道事務所 交通対策課の三条憲一課長は、新ステーションについて「大手町と違って新橋には、商業的なイメージが強くある。新橋のステーションで使用目的の違いや一日の利用の違いが出るかを見極めたい」と述べた。

 新ステーションは、大手町のステーションと同様に、2015年4月から実施している、超小型EVによるワンウェイトリップ方式のシェアリングサービスの実証実験「TimesCar PLUS×Ha:mo」の1ステーションとして運用される。

 パーク24は現在、東京都心部を中心に車両108台、104のステーションを展開しているが、JR新橋駅周辺にはステーションがなく、設置の要望も多く寄せられていた。同社は、新ステーションの設置でより快適な移動手段として利用者が増加するとみている。

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